本日、特許庁へ行って論文試験の結果の開示申請をしてきました。

名前と住所を書いてお金を払えば数日後に結果を送付してもらえると思っていましたが、個人情報の開示なのでそう簡単にはいきませんでした。

まず、両替をしなければなりませんでした。開示費用は2年分で600円ですが1万円しかなかったので、両替してきてくださいと言われました。地下1階にセブンイレブンがあることを教えていただきましたので、両替をしてきました。研修がはじまる10分前だったので急ぎました。

次に、申請書に、住所、氏名、電話番号の他、受験年度と受験番号を記載する必要がありました。受験年度はなんとか書けましたが、受験番号を知る手段はありません。さすがに受験票は捨てちゃいましたので、どうにもなりません。受験番号が記載されていない場合、同姓同名の受験者がいると本人を特定できないので、納付した金額を返金できないと言われてしまいました。この場合、受験結果の開示請求をすることが永遠にできないことになります。ただ、私の苗字は弁理士で一人だけだし、同姓同名はおそらくいないと思ったので、それでもいいです、と答えました。

さらに、受験時の住所と現住所が異なる場合、本人確認のため、旧住所と新住所の両方が記載された書類を市役所から取り寄せ特許庁に送付する必要があります。今調べたのですが、住民票には受験時の住所である前住所が記載されるそうです。このため、住民票を特許庁へ提出すればよいことになります。週末のうちに住民票を入手して郵送で送ります。住民票が特許庁に到達してから開示文書の調査が始まるそうなので、早く調査を開始してもらうためです。

調査が始まった後の流れは以下のようになります。

1.開示文書の調査(調査内容は以下の2つです。)

①開示請求された行政文書の有無の確認

②行政文書の開示・不開示の判断

2.開示・不開示決定を請求者に通知(以下の3つの書類が添付されます。)

①開示(不開示)決定通知書

②開示実施の申出書

③実施手数料納付書

3.開示実施の申出書を情報公開推進室に提出(提出書類は以下の2つの書類です。)

①開示実施の申出書

②実施手数料の納付書(郵送の場合のみ必要になります。)

4.行政文書の開示の実施

行政文書の複写・交付

 

そして、上記1~4を30日以内に行う必要があるそうです。論文試験の結果は行政文書になるのですね。結果をブログで公開する予定です。