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ICP-質量分析法
inductively coupled plasma mass spectrometry イオン源に数十MHzの高周波磁界を与えて発生させる誘導結合プラズマ(ICP)を用いた質量分析法をいう。溶液試料を用い、高感度多元素 […] -
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アシキュラー鋳鉄
acicular cast iron 鋳鉄にMo、Ni、Cuを少量添加するか、または熱処理することにより、基地をベイナイト化したものである。引張強さが高いと同時に、衝撃地がパーライト鋳鉄の約2倍、普通鋳鉄の3~4倍と著し […] -
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アシキュラー・フェライト
acicular ferrite 針状フェライトと呼ばれる。溶接金属中の粗大化したオーステナイト中によく針状の形態をしたフェライトが見られ、介在物と粒界から比較的低い変態温度で生成し、粒内で伸長して他の晶癖面上でほかのプ […] -
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厚板
thick plate 板厚が6mm以上の熱間圧延鋼板を一般に厚板と呼んでいる。船舶、ボイラー、圧力容器、橋など大型構造物に広く用いられている厚板製品は炭素鋼が主体であるが、高張力鋼、合金鋼、ステンレス鋼などの板もつくら […] -
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圧延
rolling 複数(一般に2本)の回転するロールの間に材料を通し、断面積を減少させながら所定の形状寸法を与える加工法である。平板、棒、線、形材、パイプなどの製造に用いられる。圧延する温度により熱間圧延、冷間圧延に大別さ […] -
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圧延荷重
rolling force 圧延において、ロールが材料から受ける垂直方向の力であり、ロール分離力、圧下力ともいわれる。この荷重は、材料の変形抵抗のほかに、圧下量とロール径で決まる投影接触長さ、ロールと材料間の摩擦条件、材 […] -
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圧延トルク
rolling torque 圧延において、ロールを回転するのに必要なトルクのことをいう。圧延荷重をPとすると、圧延トルクTは、 T=P×a と表される。aは、トルクアームと称し、近似的に投影接触長さの1/2となる。 -
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圧潰強度
crushing strength 焼成ペレットが破壊される最大圧縮荷重をいう。測定方法に関しては、JIS M 8718が制定されている。焼成ペレットの圧潰荷重は原料の性質、焼成温度および時間などに左右される。 -
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圧磁効果
piezo-magnetic effect 磁歪の逆の現象で、応力が加わると物質の磁気的性質が変化する現象をいう。応力によって、磁気変態点、磁気異方性、自発磁化などが変化する。(加速度センサなどで利用されている現象です。 […] -
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圧粉磁心
compressed powder magnetic core 純鉄(カルボニル鉄)、センダスト、パーマロイなどの1μm程度の微細な磁性粉末と、樹脂などの絶縁物との混合物を加熱成型、あるいは、これらの磁性微粉末の表面を絶 […] -
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アノード
anode 金属/電解質からなる電極において金属側へ電子が移行している場所、すなわち酸化反応が起こっている場所をいう。これに対応する用語として陽極がこの意味で用いられることがあるが、電気的に正であることと混同されやすい。 […] -
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アマルガム
amalgam 水銀基合金のことをいう。貴金属粉末と水銀(Hg)とは容易にアマルガムをつくり、貴金属粉末の回収採取に用いられる。アマルガムをレトルトに入れ、Hgを蒸留除去して貴金属を採取する。また、銀アマルガムは歯科用充 […]